特殊相対性理論に関するパラドックス
ここでは、特殊相対性理論に関するパラドックスをいくつか紹介したいと思います。
Wikipediaの記事に載っていることをそのまま紹介するだけなので、Wikipedia信者の方はそちらをご覧ください。
固有時間
ある粒子が運動する経路のことを世界線(world line)と呼びます。
今、世界線を$x^{\mu}=x^{\mu}(\tau)=(ct(\tau),x(\tau),y(\tau),z(\tau))$と指定します。
ローレンツ変換
ある静止系$x^{\mu}$の原点から飛ばした光を、それに対して一定速度$v^i (i=1,2,3)$で運動する慣性系で観測することを考えます。
光の経路上では$ds^2=0$となりますが、光速度不変の原 ...
特殊相対性原理
特殊相対性理論の前提として、特殊相対性原理(principle of special relativity)というものがあります。
これは、あらゆる慣性系において物理法則は変化しない、という原理です。
慣性系というのは ...
光円錐
世界間隔の二乗を$ds^2=-(cdt)^2+dx^2+dy^2+dz^2$と表すことを前回紹介しました。
今、ある地点から光を発することを考えます。
このとき、その光の経路上では、$\sqrt{dx^2+dy^2 ...
ミンコフスキー計量
4次元時空の座標を$x^\mu=(x^0,x^1,x^2,x^3)$、光速度を$c$と表すことにします。
ところで、管理人の記憶では、定数はイタリック体にしないと習った気がしますが、入力するのが面倒なので、定数もイタリック体で ...
はじめに
ある日、管理人はなぜか宇宙に興味をもちました。
宇宙に関するWikipedia記事を色々読んでいると、宇宙を理解する上で相対性理論は避けて通れないものだと思い、一念発起して相対性理論の勉強をすることにしました。
管 ...