副分詞
副分詞(дееприча́стие)は副詞として用いられ、文の主となる動詞を修飾します。
副分詞には現在形と過去形があります。
現在副分詞は動詞の語幹+-я、過去副分詞は動詞の語幹+-в / -вшиで作ります。
- чита́ть→чита́я
- говори́ть→говоря́
- прочита́ть→прочита́в
- сказа́ть→сказа́в
ся動詞では副分詞の語尾の後に-сьを付加します。
- улыба́ться→улыба́ясь
- улыбну́ться→улыбну́вшись
現在副分詞は不完了体動詞から作られて「~しながら」「~するとき」という意味を表し、過去副分詞は完了体動詞から作られて「~してから」「~した後で」という意味を表します。
- Читая газету, она спросила меня о детстве. 「新聞を読みながら、彼女は私の子供時代について尋ねた」
- Закурив сигарету, он принялся́ разговаривать. 「タバコに火をつけて、彼は話し始めた」
副分詞を用いた慣用表現をいくつか紹介します。
- ко́ротко / коро́че говоря́ 「短く言うと、簡潔に言うと」
- ина́че говоря́ 「言い換えると」
- включа́я + 対格 「~を含めて」
включаяと同じ意味で、в том числе́という表現もあります。
- Альбо́м вы́шел во мно́гих стра́нах, включая Бе́льгию, Ту́рцию, Фра́нцию и Ита́лию. 「そのアルバムはベルギー、トルコ、フランス、イタリアを含めた多くの国でリリースされた」
- Работает на тридцати́ языка́х, в том числе японском. 「日本語を含めた30個の言語で動作する」