【Ubuntu】Bootloader install failed
Ubuntu 22.04のインストール中、ブートローダーのインストールに失敗するという現象に遭遇しました。
スクリーンショットとかはないですが、Ask Ubuntuに上がっていた質問と同じ現象です。
結果としては、インストール先を選択する画面で、手動でパーティションを作成することで解決できました。
インストーラ画面の写真はないですが、インストール先のSSDに以下のようにパーティションを割り当てました。
パーティション | 用途 | サイズ |
/dev/sdb1 | EFIシステムパーティション | 200 MB |
/dev/sdb2 | スワップ領域 | 4 GB |
/dev/sdb3 | ext4ジャーナリングファイルシステム | 残り全部 |
EFIシステムパーティションのサイズについてネットで調べると、100 MBでいいとか512 MB必要とか色々書いてありましたが、管理人はよくわからなかったのでとりあえず200 MBで作成しました。
今のところ特に問題は起きていません。
スワップ領域は4 GBで作成しました。
搭載しているRAMのサイズが小さい場合はスワップ領域をRAMのサイズの2倍程度にするのが推奨されるようです。
今回Ubuntuをインストールするマシンは32 GBのRAMを積んでいるので、スワップ領域は4 GB程度で十分だと判断しました。
このあたりについては、Red Hatのドキュメントが参考になりました。
管理人ははじめUbuntu 22.04をインストールしており、それからUbuntu 23.10に更新しました。
その後、やっぱりUbuntu 22.04に戻したいということになり、Ubuntu 22.04を再インストールしようとしたときに当該エラーが発生しました。
構成としては、
- /dev/sda (内蔵SSD)
- /dev/sdb (内蔵SSD)
- /dev/sdc (外付けHDD)
- /dev/sdd (外付けHDD)
という感じです。/dev/sda
にはWindows 11がインストールされており、/dev/sdb
にUbuntuをインストールして使っています。
ストレージが一つしかないマシンなら問題ないですが、管理人のように複数のストレージを接続している環境だと、インストール先のストレージを選択するときに注意が必要です。
(インストール先を間違えると既存のデータが削除されてしまうため)
Ubuntuのインストール時に手動でパーティションを作成する画面に移動すると、接続されているストレージの一覧と各ストレージのパーティション情報が表示されるので、その情報を参考にしてインストール先となるストレージを判断しました。
たとえば、/dev/sda
はファイルシステムがNTFSになっていて4割くらい埋まってるからWindowsで使ってるストレージだ、とか。
(UbuntuをインストールしたいSSDはあらかじめWindows側でフォーマットしておいたので、中身は空のはず…)
/dev/sdc
と/dev/sdd
はサイズ的にHDDだ、とか。
もっといい判断方法があるかもしれませんが、管理人はそのあたり素人なのでよくわかりません。
もっとこうした方がいい、などありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。